タイ料理 ガイヤーンデーン(赤いガイヤーン)

ガイヤーンデーンタイ料理

赤い色の焼き鳥を見たことありませんか?
ガイヤーンデーン (ไก่ย่างแดง) と言います。ガイヤーン (ไก่ย่าง) は「焼いた鶏肉」、デーン (แดง) は「赤」の意味。赤い色をしている焼き鳥なので、ガイヤーンデーンなのです。実際には、オレンジ色に近いと思います。

イサーン料理の赤くないガイヤーンは、大きな鶏肉の部位、例えば骨付きもも肉をそのままの形状で焼いて、包丁で叩き切るイメージの鶏料理です。
それに対して、ガイヤーンデーンは、日本の焼き鳥のように食べやすくカットした鶏肉を串打ちして焼くのです。一般的には、パクチーの根、ニンニク、コショウ、パームシュガー、醤油、その他の調味料で作った漬けダレでしっかりと下味を付けます。ほんのりとしたのコショウの辛味とパームシュガーの甘味が特徴です。そして、一緒にカオニャオ。豚肉のムーピンの鶏肉版とも言えそうです。

以下の写真は、手羽元の開き焼き。タイでは、骨を端にして肉全体が長くなるように開きます。もちろん、普通のもも肉/胸肉もあります。

ガイヤーンデーン
ガイヤーンデーン 手羽元の開き

以下の写真は、ぼんじり。

ガイヤーンデーン
ガイヤーンデーン ぼんじり

なお、漬けダレにオレンジ色〜赤色の食紅で色付けしてあるから赤っぽい色になるようです。タイ人には、この色が美味しそうに見えるのだろうか?タイ茶のオレンジ色のように。。。
ターメリック(カレー粉)を使えば黄色くなりますよね。豚肉のムーピンにはカレー粉を使ったものがあります。ちなにみ、ターメリックはアルカリに触れると赤くなるのですが ...
ガイヤーンデーンの赤い色には面白い歴史がありそうですね。調べてみたけど、私の能力ではわかりませんでした。トホホ ... 涙 紅糟(ホンツァオ)の影響かな?

ガイヤーンデーンは、ムーピンと同じように歩きながらでも食べようと思えば可能ですよ。もちろん、一緒にカオニャオ!!

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